別名『ソロス財団』とも呼ばれる本財団については、タイム誌が『ジョージ・ソロスとそのフィランソロフィー事業』というタイトルで先週号の特集として発表した記事を参照されるのがよい。ごく最近までのソロスの財団活動は、中欧諸国、バルト三国、旧ソ連といった旧社会主義国に集中していた。開かれた社会を構築しようと努力しているこれらの諸国の国民を支援しようというのがソロス財団の中核目標である。
ソロス財団の場合に特徴的なのは、過去の大型財団が本人の死後に私財を特定財団に信託するというのではなく、現役時代から私財を投じて財団を組織し、自らその活動を指揮するというユニークなやり方であり、ソロス氏は、しばしば公の場で国際問題に関する大胆な発言を行うので知られる。